ティラシア島⇒ラフィーナ線

ティラシア島⇒ラフィーナ線はキクラデス諸島とアテネを結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはBlue Star Ferriesのみです。

こちらは週7便まで、約6時間15分の所要時間で運航されています。

ティラシア島⇒ラフィーナ線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

ティラシア島⇒ラフィーナのフェリー会社

ティラシア島とは

ティラシア島(Thirasia/Therasia)は、エーゲ海に浮かぶギリシャ領キクラデス諸島の島で、火山で形成された小さなネア・カメニシ島の北西に位置しています。この島の小さな港の隣は島唯一ビーチがあります。島唯一の道路を行くと、サントリーニ島の名称の由来となったアギア・イリニ教会を訪れることができます。

キクラデス諸島は、ギリシャ本土の南西に位置する南エーゲ地方の島々です。「キクラデス」の名は、神聖な島とされるデロス島を「囲んでいる」(κυκλάς)ことに由来しています。また、諸島はエーゲ・キャットという猫の原産国としても知られています。

ティラシア島は火山を巡るボートツアーの寄港地でもあります。通常ツアーの内容は、まずネア・カメニ島にある火山の噴火口、パライア・カメニ温泉を訪れた後にティラシア島へ寄港し、その後はオイアへ夕焼けを見るためサントリーニ島へ向かいます。

ラフィーナとは

ラフィーナ(Rafina)はギリシャ・アッティカ地方の東沿岸部にある港町です。アルテミダやネア・マクリに隣接したラフィーナは、首都アテネからも西に25kmと比較的近く、アテネ在住の人々にとっての人気の出かけ先として知られています。ラフィーナの港周辺には美味しい魚料理のレストランが集中しており、とれたての魚が店先に並んでいます。

古代にアラフィニドン・アロンという名称で呼ばれていたラフィーナは、先史時代まで歴史を遡ることができます。ラフィーナの南部にあるアスキタリオでは、紀元前2800年頃のものと考えられる犬の描かれた個性的な壺が発見されています。また、紀元前1800年頃に造られた、ヨーロッパ最古の部類に入る青銅鋳物工場が、町の港の近くで見つかっています。

ラフィーナ港はピレウスに次ぐアッティカ地方第二の港です。この港からは、フェリーでエヴィア島の南部やキクラデス諸島の島々を訪れることができます。