ナポリ⇒フィリクーディ島線

ナポリ⇒フィリクーディ島線はイタリアとエオリア諸島を結ぶフェリーのルートです。現在、このルートを運航しているのはSiremarのみです。

こちらは週1便まで、約13時間30分の所要時間で運航されています。

ナポリ⇒フィリクーディ島線の所要時間や便数は時期により変更になる可能性があります。念のため、最新の情報を検索機能を利用してご確認ください。

ルート&港について

ナポリ⇒フィリクーディ島のフェリー会社

  • Siremar
    • 週1便の運航 13時間30分
    • 料金を見る

ナポリとは

ナポリ(Napoli/Naples)はイタリア南部カンパニア州の都市で、同国の西沿岸部にあるナポリ湾に面しています。また、ヴェスヴィオ山とフレグレイ平野という、二つの火山性地域に挟まれた特殊な位置に築かれた都市でもあります。西暦79年に起きたヴェスヴィオ山の噴火で倒壊したローマ時代のポンペイ、ヘルクラネウム、オプロンティス、スタビアエなどの遺跡はナポリ近郊に位置しており、ソレントや美しいアマルフィ海岸も隣接しています。さらに、かつてローマ海軍の軍港として機能していたユリウス港(Portus Julius)も、ポッツオーリとバイアの港町にあり、ナポリの北側に位置しています。ナポリには中世のバロック調やルネサンス様式の教会、城、宮殿が多数あり、長い間、芸術や建築の中心地として栄えています。また、18世紀にはほぼ無損傷のヘクラネウムル遺跡やポンペイ遺跡の発見に続き、新古典主義の時代を経験しました。

ナポリの港はフェリー、水中翼船、SWATH(小水線面積双胴船)の拠点で、ナポリ県のカプリ島、イスキア島、ソレントや、サレルノ県のサレルノ、ポジターノ、アマルフィと結ばれています。また、この港からはフェリーでシチリア島、サルデーニャ島、ポンツァ島、エオリア諸島へも渡航することができます。

フィリクーディ島とは

フィリクーディ島(Filicudi)はイタリア領エオリア諸島の一部で、シチリア島の北東に浮かぶスキューバダイバーに人気の島です。火山島であり、その大部分が自然保護区に指定されています。フィリクーディ島は溶岩の層でできており、海辺のFil di Sciaccaや、島最大のFossa delle felci、最も新しいMontagnolaなどにその片鱗を見出すことができます。また、この島には急で岩がちな坂が多いものの、Porto Pecorini地区や島の守護聖人である聖ステファノ教会があるValdichiesa地区には集落も見かけます。

フィリクーディ島の北部には十層の溶岩から成るZucco Grandeという景勝地があります。また、比較的なだらかな島の東部には、いくつかのビーチも存在します。また、島を代表する見どころは海に浮かぶPunta Perciatoや、Rupi delle Sciare(Sciaraの崖)でしょう。